前回「ワラーチをDIY①」では 足形の作成まででしたが、今回はその続きになります。全3回で終わりそうなので、引き続きご覧下さい。
ワラーチ作成②(ソールの型抜き)
前回の最後で足形を作成しましたので、さっそくソールを切っていきましょう。
ビブラムシートはワラーチの事を考えて?片足毎の2枚セットになっていますので、足形を上に乗せてペンで足形通りに線を引きましょう。ボールペンなどで線を引けますよ。
右足で型取りしたらちゃんと型紙をひっくり返して型取りしましょう。右足が2枚できちゃうのでw
型紙どおりに線が引けたら、実際にビブラムシートを切って行きます。7mmのシートであればカッターなどでも切れますが、以外としんどいので「ストロング万能ハサミ」などがあれば楽に切断できます。
型紙通りに切り抜くと ワラーチっぽくなってきました(*^_^*)
ワラーチ作成③(カスタマイズ)
本来の工程であれば、この後インソール(今回はコルクシート)を貼り付けて、穴を開けて、紐を通して という流れです。
しかし、今回は走る目的では無くて通常履きのワラーチなので新たな機構を設けてみたいと思います。
出典:ミズノ
ミズノのサンダルを参考にして、サイドの部分にヒモ通し機構を作成する事にしました。
本来の紐を通す位置を頂点とした2等辺三角形を真田紐でソールと一体化し、底から頂点まで3.5cmで立ち上げました、ココに革紐を通すことで革紐の劣化を防ぐ目的と真田紐の遊びで楽に履くことが出来るのでは無いかという想定です。
ここまで作成したらインソールビブラムシートにG17ボンドをたっぷり塗って、コルクシートを貼り付けます。
真田紐の機構と、コルクシートが以外とボロボロするので、すでに耐久性に不安を感じていますが、最悪コルクシートがダメであれば革張りに変更するので まあいいか(^^ゞ
さて、ボンドの貼り付けで一晩重りを乗せて圧着しているので、今回はココまでです。
次回は、鼻緒部分の作成と 革紐を付けて完成する予定です。