ワラーチをDIY(ワラーチって何?どうやって作るの?材料は?)

ワラーチをDIY①

ワラーチを履いて色々な大会に参加していますが、なかなかブログとして書く機会がありませんでしたが、今回 夏用の普段履きワラーチを作成しようと思いましたので、制作過程も含めワラーチについて記載したいと思います。

ワラーチを履く人が増えるといいな。

ワラーチって?

ワラーチとはララムリとも呼ばれるメキシコ北西部に住んでいるラウマラ族が履いているサンダルの事で、ゴムタイヤを靴底にして、牛革の紐で足に固定した作りになっています。

彼・彼女らは日常的に長距離を走ることから「走る民」とも呼ばれており、薄いワラーチでケガもせず、長距離を走っています。

大ベストセラーを記録した「BORN TO RUN 生走るために生まれた」の中でタラウマラ族が紹介され、その民族が履いている謎の履物として、ワラーチが大きな話題を集めるようになり、ワラーチが注目を浴びるようになりました。

また、最近「陸王」などのドラマでワラーチや足袋が紹介されたので、裸足感覚のシューズやサンダルが近年人気となっています。

市販だと下のようなルナサンダルが有名ですが、自作すると3000円ぐらいで数年履けるワラーチを作ることができます。

メリットとしては、

  • クッションを頼ること無く、人間が持つ足の機能を最大限に活かして走れます
  • 自然とフォアフット走法やミッドフット走法といった走り方を身に着けることが出来、故障しにくい走り方を身に着けることが出来る
  • シューズのような締め付けが無く開放的
  • 靴下を履かないので洗濯物が少ない
  • 暑いときには、そのまま川に入ってクールダウンできる

ワラーチと私

■2013 木村東吉さんと清水圭さんが深夜のTVでワラーチを作成しているのを視聴

何という番組だったかアウトドアの番組だったような覚えがあります。そこでワラーチを知り、ランニングに取り入れてみようとワラーチについて調べ始める。

■2014〜 7mm 練習用ワラーチ 初号機

ビブラムシート 8338(7mm)のシートで初号機を作成。写真がアーカイブされているので、別途見つかればUPします。本機は2016年に革張りVerとして生まれ変わりました。

■2015/1〜 10mm レース用 ワラーチ

長距離も走れるように ビブラムシート 8327(10mm)で作成。1mmのクッションシートを貼り付けてます

■2015/1〜 10mm レース用 ワラーチ改 背カン

背カンというプラスチックの3分岐できるパーツを見つけたので、真田紐共々変更

■2015/5〜 10mm レース用 ワラーチ 改2 鼻緒

鼻緒の部分が走っている際にズレて痛かったので、リュックのファスナーコードを鼻緒に採用し、クッションを少し厚めのウエットスーツ素材に変更
*完成度がかなり良く、3年経った今でも現役

■2016/7〜 7mm 普段履きワラーチ 革張りVer

夏場の普段履き用として、初号機を革張りにリニューアル。紐も皮で伸縮性があるので、履くのも脱ぐのも楽なんです。

今回はどんなものを作るか

レース用は3年、普段用は2年も使用しており、下記の写真のようにだいぶ痛んできました。レース用はソールも厚いのでまだまだ使えそうなので、そのままに。普段履きの履きやすいワラーチ(いざとなれば走れるモノ)を作りたいと思います。

ワラーチの材料

今回は革張りじゃなくて、コルクにしようと思います。ネットでラバーコルクというゴム素材にコルクを混ぜた耐久性の高いものがあるというのを見たのですが、予算的に合わないので普通のコルクシートにしてみます。

あ、ちなみに以下の物はAmazonで買っても良いですが、東急ハンズで揃えることができます。Amazonへのリンクを張っておきますので よろしければ本サイト経由で買って頂けると助かります。

  • ビブラムシート 8338茶(7mm) ¥1620
  • コルクシート (2mm)¥259
  • ボンド G17 ¥285
  • ポロン ミニパッド ¥154
  • ファスナーコード ¥0 *家にあったもの

ーーーーここまでで¥2318

これ以外には、真田紐少々と革紐を買おうと思います。

ワラーチ作成①

今回作成するワラーチのイメージですが、基本は革張りのワラーチのコルク版ですが、それだけだと面白くないので、ミズノのサンダルなどを参考にイメージしてみようと思います。

出典:ミズノ

何はともあれワラーチ作成の第一歩は 足形取りです。

足の大きさに合わせて、厚紙などで型を取りましょう。

片足で大丈夫です。右足で型取りして裏返せば左足になりますw 左右で大きさが違うよという人は両足の型を取りましょう!

なぜ①かというと 今回はここまでです。

すいません。急がずのんびり作るので、楽しみにしておいて下さい。

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