カーボンフェルトストーブの作成(初号機)

カーボンフェルトストーブの作成(2号機)

2018/09/21更新:

BASEへ出店しました。本記事のカーボンフェルトストーブのセットなどを販売しています。興味のある方はゼヒお越し下さい。


ストーブ関連5回目の投稿です。更なる小型化に向けて2号機を作成して1号機との比較を行いました。

VARGOのアルコールストーブの投稿エスビット固形燃料の投稿カーボンフェルトストーブの作成(初号機)も見て頂ければ幸いです。

 カーボンフェルトストーブ 2号機の作成

初号機は八幡屋礒五郎の七味缶14g(高さ6.6cm × 幅3.9cm[スチール])で作成しましたが、五徳が7cmちょいなので、ストーブとクッカーの間にあまり隙間がありませんでした。

そこで、少し低くしようと思い、七味の缶を切るか、ドリンクのアルミ缶を切って自作する方法を検討していました。 仕事の関係でかっぱ橋道具街近くを通ったので、製缶屋さんを覗いて小ぶりなスチール缶を見つけたのでゲットしてきました。

高さが5cmなのでイメージ通りです。初号機同様、スチール缶の高さでカーボンフェルトを切り取り、巻き巻きして缶の中に詰め込み、完成です!!

湯沸かし比較

ストーブの高さ(クッカーとストーブの間隔)で沸騰するまでの差がどれくらいあるのか、確認してみましょう

前提

  • クッカー:エバニュー 400FD
  • 水量:250ml、水温:20度
  • 室内・無風
  • 燃料:アルコール 15ml

①常温から80度達成までの時間
②80度から100度達成までの時間
③消化までの燃焼時間

構成

A:初号機 八幡屋礒五郎の七味缶 高さ6.6cm(クッカー間1cm弱)


B:2号機 かっぱ橋道具街の七味缶 高さ5.0cm(クッカー間3cm弱)


C:2号機 かっぱ橋道具街の七味缶+フタ1cm で高さ6.0cm(クッカー間2cm弱)

結果

A:初号機 八幡屋礒五郎の七味缶 高さ6.6cm(クッカー間1cm弱)
① 〜80度:6分57秒
② 〜100度:2分54秒 (累積 9分51秒)
③燃焼時間:17分12秒

B:2号機 かっぱ橋道具街の七味缶 高さ5.0cm(クッカー間3cm弱)
① 〜80度:5分52秒
② 〜100度:2分33秒 (累積 8分25秒)
③燃焼時間:17分20秒

*クッカーとストーブの間があまりにも狭いよりは3cmぐらい空いている方が、燃焼効率が良く1分程度の短縮ができた。

C:2号機 かっぱ橋道具街の七味缶+フタ1cm で高さ6.0cm(クッカー間2cm弱)
① 〜80度:7分40秒
② 〜100度:3分43秒 (累積 11分23秒)
③燃焼時間:18分02秒

*予想に反して、一番効率が悪い。初号機より2号機の方が直径が小さいので その影響があるのかも。

小さいストーブで火力も十分なので、2号機をメインとして使えそうです(*^_^*)

あとがき

2号機と五徳と風防を並べると これぐらいのサイズ感です。

全てを合体させてクリップでとめると

アルコールのボトルと下に敷くカーボンフェルトも一緒にエバニューの400FDに完全収納可能です。これぞULです!

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。
ビマトアイドロップ