第5回 身延山・七面山 修行走 Monk’s Run参加レビュー

第5回 身延山・七面山 修行走 Monk’s Run 2017

総評

運営:★★★★★ 前夜祭や当日の運営がフレンドリーで良い。応援も町ぐるみ

エイド:★★★★★ 各所でエイドが充実。何も持って行かなくても良いぐらい

コース:★★★☆☆ トレイル率低め

景観:★★★★☆ 晴れていれば富士山がキレイ

しんどさ:★★★☆☆ 普段から練習していれば七面山も大丈夫

大会概要

開催日:2017年11月26日(日) / 前夜祭あり
コース:七面昇龍ロングコース(36km)  8時間制限
その他:関門あり・エイド(給水・給食)あり
https://www.shugyoso.com/

出発〜前夜祭

本当なら昨年に引き続き2回目の参戦となる予定でしたが、昨年は残念ながら雪のためバーティカルのみの大会となってしまったので、初参戦です。

都内からだと車で中央自動車道〜新山梨環状道路〜中部横断自動車道〜国道52号〜身延山久遠寺で2時間半程度かかります。

宿泊は大会エントリ後に近隣の旅館・宿坊が予約可能です。当日エントリも可能ですが、提携駐車場からバスだったり移動が大変(しかも大会終了後は結構すぐにバスが終了します)なので私は友人と提携の田中屋旅館さんに宿泊しました。相部屋ですが、お風呂も大きいし、旅館に車が止めれて会場まで徒歩で行けますし、荷物も車に置いていけるなど楽ちんでした。*宿泊+夕食+朝食(おにぎり)で7500円でした。

エントリに間に合いませんでしたが、前日にはバーティカルの大会も開催されていました。写真のような階段をダッシュで駆け上ります・・・エントリに間に合ったとしても翌日の大会に影響が出てただろうな・・

旅館で夕食を堪能した後は 浅利そのみさんが司会の前夜祭が開催されます。アルコールを片手にレースのコース説明などが聞けますので初参加にも優しいです。

あと、修行走×ハンガーノックのコラボ商品が前夜祭前から販売されますのでエントリ時にチェックです!

レース当日装備

11月末の山の中ですから寒いです。。当たり前か(´д`) 装備は

頭:Buff
上半身:FineTrackスキンメッシュ+icebreakerメリノウール
腕:RaidLightスリーブ
下半身:Salomonトレパン
脚:CW-Xスリーブ
シューズ:inov8 TERRACLAW 250
ザック:Salomon Advanced Skin 12
腰:Naked RUNNING BAND
フロントボトル600ml×2 *水とMusashi Replenish
時計:SUUNTO Ambit3 Run
ポール:BlackDiamond ディスタンスカーボンZ
ザックにレインウェア上下、エマージェンシーキット、ウィンドブレーカー、ジェル数個、TrailButter×1、手拭い

*各装備は別途レビューに詳細を載せます
七面山山頂は冷えるだろうなと思いレインウェアとウィンドブレーカーも持参したが、結局1回も出さずメリノウールが意外と暖かかったので暑さ調整は腕のスリーブだけでOKでした。

レース

七面昇龍ロングコース(36km) は、年末の締めくくりにふさわしく 激上り+激下りの完全に修行でした。

コースは身延山門前町をスタートし、身延山〜七面山へ行き最後にまた身延山へ帰ってくる合計3山を旅する形となります。制限時間をいっぱい使って楽しんで行こうと思いましたが、関門時間が危なかったので前半頑張って、後半はゆっくり堪能してきました。

↓SUUNTOの結果、右下のスタートから八の字で36km(表示上は39kmになってますね)

公式の案内では「七面昇龍ロングコースは、累積標高差2,700mの山岳レースです」と記載されていましたが 上りが苦手な私は累積標高(標高の総和)が気になるのでSUUNTO APPを入れて測ってきました

↓横軸が距離、黄色い線が標高グラフ、白い線が累積標高になります。4031mでした(白い線の確度がキツいほど 体感がキツい・・)

ロングコースのスタートです。最後尾でテントのストーブにあたってます(´д`)
長袖+シャツぐらいの服装が多いですね。日も出てたので走ると暖かいです。参加者も400人ぐらいなので混まない(渋滞無し)が嬉しいです

お寺の参道をいくつか回るので、各所でお坊さん達が応援してくれます(*^_^*)
こんな感じで参道や舗装道路、階段が多いので あまりトレイル率は高くないですね。

お賽銭をジップロックに入れて持って行きましたが、すぐに無くなってしまうぐらいお寺がいっぱい。。

七面山の上りはストック使用可能(第1関門から第2関門まで可能)なので4足歩行で上りに対応しました。激上りでしたが、体感としては富士登山競走、ハセツネよりは楽かと。

七面山山頂へ行くと絶景が待ってます。天気が最高で富士山がくっきり。

七面山からの下りは、ひたすら下りなので脚が残っていたら頑張って走りましょう。私は左足の爪が死んでしまったのでのんびり下りました。

七面山を下り、第2関門を越えると もう歩いても時間内に完走可能だったので 他の参加の方々とトレイルとかランニングの話しをしながら 前半に下ってきた身延山への上りをひたすら歩き、なんとか時間内にゴールできました。

途中 いくつかエイドが儲けてあったので、水も食料も ほぼ使わずじまいでした。水も500mlあれば十分でした。(ただ何があるかわからないので 荷物には余分に入れていきましょう)

ゴール後

ゴール後には記録証の発行もスムーズで、無料の豚汁などを頂きました。参加者は近くの宿坊、宿泊施設でお風呂に入れる特典付きです。。が。。お風呂は混んでるので最低限汗を流す程度です(宿泊した宿の方がお風呂良かった。。宿泊した宿は女子のお風呂に割り当てられてました。。)

久しぶりのトレイルレースで ロングコースだったので帰りの車から自宅に着いたら脚が固まって歩けずw 3日間にわたり筋肉痛と闘ってました(^^ゞ

感想

前夜祭から アットホームな感じな大会運営ですし、門前町含め全員でレースを応援してくれているような雰囲気でとても気持ちの良い大会でした。

日蓮宗の総本山久遠寺から七面山までの歴史溢れる修行道、七面山からの絶景、お坊さん達の暖かい応援やエイドなどを一度体験してみては如何でしょうか。

少し寒い時期ですが、1年の締めくくりとして修行することをお勧めします

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